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株式会社ココロザシが目指すエンジニアのキャリア実現。副業も認める「プラットフォームとしての会社」とは?

掲載日:2022/5/31

エンジニアとしてのスキルを活かした副業を検討している方も多いのではないでしょうか。ITエンジニア業界は常に人材不足とも言われ、副業人材を活用する企業も多くあります。

今回はエンジニアのキャリアと向き合うシステム開発事業を手がける、株式会社ココロザシの代表取締役 木村多可志さんにお話を伺いました。

エンジニア1人ひとりのキャリアにフォーカスしたシステム開発事業

ー本日はよろしくお願いします。早速ですが、株式会社ココロザシの会社概要について教えてください。

弊社はWebシステム開発や各種クラウドサービスなどを手がけるITベンチャーで、SI(システムインテグレーション)と呼ばれる事業形態が現在の主軸となっています。

「誰もがココロザシを持てる社会へ」というビジョンを掲げ、現在、創業から3期目となります。

ー創業に至った経緯を教えてください。

前職時代も含めて、キャリア面談やコンサルティングを通して延べ1万人以上のエンジニアの方と接し、彼らのキャリア構築について考えてきました。

その経験から感じたのは、会社の方針やその人の年齢、性別、居住地といった要因によって、自分の思い描くキャリアをなかなか歩めていない人が非常に多いということです。

その一方で、日本のIT業界は慢性的な人材不足が課題で、2030年には45万人の人材不足に陥ると言われています。

少子高齢化が進むなか、今後もエンジニア人口が爆発的に増えることは難しいでしょう。

プログラミング教育の推進や外国籍労働者の活用など、さまざまなソリューションが国から打ち出されてはいますが、私はエンジニア1人ひとりの生産性が上がれば、人材不足の問題を解決できるのではないかと考えていました。

そのためには、彼らが行きたい方向に向かう背中を押すことが重要です。そこで、エンジニア1人ひとりが望むキャリアづくり、志の実現を目的とした会社を起業するに至りました。

ー数多くのシステム会社があるなか、御社の特徴はどのようなものでしょうか?

一般的にはまず会社の方向性があり、そこに共感した社員が集まりますよね。弊社では「会社」の定義を、「志を持った社員が集まるプラットフォーム」と捉えています。

株式会社ココロザシというプラットフォームを活用して、各々の志を実現する組織集団でありたいからです。

そのため経営で最重要視するのは、社員1人ひとりのキャリアアップ、次にお客様の満足です。この2つが達成できていれば、細かい会社のルールや制度、売り上げ利益は取るに足らないものだと社員にもはっきり伝えています。

1人ひとりのキャリアのために、多様で上質な仕事を獲得し続ける

ー社員1人ひとりのキャリアアップのために、どのような工夫をされていますか?

この業界では珍しいと思いますが、弊社ではエンジニアが参画するプロジェクトを100%、エンジニア本人が選択するというスタイルを徹底しています。

やはり毎日の仕事内容がキャリアをつくっていきますから、案件の選定は重要です。

会社都合のみで仕事を任せるのではなく、「あなたは今これができるけど、将来はどうなりたくて、そのためにはどんな階段を上っていくべきなのか」を本人と一緒に考えます。

そこに合致するプロジェクトを会社が探し、本人が検討して選ぶという流れなので、私自身はプロジェクトへのアサイン権限を持っていません。

また、本人が選ぶにしても仕事の選択肢がそもそも少なかったり、魅力的でなかったりしては意味がありません。上質な経験を積めるように、プロジェクト獲得のための営業活動にもこだわっています。

ー御社で働くエンジニアの仕事の選択肢について教えてください。

働くうえでの価値観は100人いたら100通りあります。それぞれが1つの志であることを受け入れて、その人にあった仕事を探す必要がありますね。

一般的なエンジニアのキャリアは、プログラマーから始まって、徐々に経験を積み、マネジメントの方向へ向かうことで給料が上がりやすくなります。

でも、マネジメントよりずっとプログラミングをやりたい人、使用するプログラミング言語にこだわりがある人、ワークライフバランスを重視したい人など、希望は本当にさまざまです。

もちろん収入アップを重視する人もいますし、複数の言語を扱いたい人もいます。弊社に在籍する社員の例では、「海外に移住したいが、国内の仕事をしたい」という人もいます。

エンジニアの多種多様なキャリア希望、志それぞれを実現するために、弊社はアサインするプロジェクトの業界や業種、業務領域に関しては制約をかけていません。

例えば、金融系特化したシステム会社などはよくありますが、私は社員1人ひとりの志を実現するためには、仕事の幅を広くとる必要があると考えています。

一方で、IT業界は技術革新の速い世界なので、マーケットニーズが高い領域で勝負をし続けることも重要です。1人ひとりが成長を続けるためにも、いい仕事を獲得することは不可欠ですから。

そのため仕事の幅は広く持ちつつ、先端的でモダンな技術領域で勝負するという方針だけは固めていますね。新しい技術を使いながら成長し、本人の価値観次第でどこにでも進んでいけるという状況をキープすることが働きやすさにつながると考えています。

ーエンジニアが働きやすい環境整備について、取り組みもあれば教えてください。

スキルアップや新しいチャレンジの機会を提供するために、技術系書籍の購入や資格取得、外部セミナー受講にかかる費用は全額会社負担としています。これは創業当初から設けている制度で、金額上限は一切なしで面倒な申請も不要です。

珍しい取り組みとしては、AWS(Amazon Web Services)というクラウドサービスを全社員1アカウントずつ付与している福利厚生がご紹介できます。こちらもサービス上限なしの使い放題です。

また、これは現在開発中なのですが、フルスタックエンジニアやクラウドエンジニアになるためのロードマップ・教育カリキュラムも近々リリース予定となっています。

少し変わった福利厚生だと、バースデープレゼント制度もあり、個々人が欲しいものを会社が誕生月にプレゼントします。在宅勤務をする人がほとんどなので、勤務環境を良くするようなモニター、ディスプレイ、パソコンなどの電子機器も、スペックがかなり高いものを購入していますね。

会社はあくまでも社員が働きやすく、成長できる環境を提供する役目なので、プロジェクト選択もデスク回り改善の補助も、環境整備の一環という認識です。

副業のメリットは新しい視野と経験を得られること

ー社員の成長のために手厚くサポートされている印象を受けました。続いて、副業に関する状況をお聞きできればと思います。

副業をすることは100%認めていますが、実際に副業をしている人はあまり多くはありません。

事例としては、休日にプログラミング講師をしていたり、別のIT関連業務を単発で受けていたりするケースがあります。全くの別業種で副業をしている社員は今のところおらず、自分のプロフェッショナルスキルや経験を活かしている形ですね。

副業には、収入が上がるということのほかに「普段とは違う視点で仕事ができる」というメリットがあると思います。

月曜日から金曜日まで従事している業務とは違う視点で仕事をしたり、ステークホルダーが全く異なる仕事をしたりすることで、刺激や新たな経験を得られるのではないでしょうか。

副業人材に求めるのは時間や場所より「プロであること」

ー社内で、副業人材を活用している事例はありますか?

営業事務や経理事務に関してアウトソースしていた時期がありますね。本業が別にある方に業務委託契約で2年ほどお願いしていました。

その方は主婦業もされていて、お子さんの世話から手が空いた隙間時間にできることを探しているとのことでした。事務作業やちょっとした資料作りを切り出してお願いしていましたね。

我々としては、副業で携わってくださる方の勤務時間や場所はこだわりません。本業やご家庭の事情などで、稼働できるタイミングは日によって違うでしょうから。

ただ、仕事の管理やアウトプットに関してはプロフェッショナルな方々であることを重視しています。弊社のようなベンチャー起業ではマニュアル作りや教育にかける工数が取りにくいので、外部の方を監督したり、0から教えたりということ自体に労力がかかってしまいます。

信頼関係に基づいて細かい勤怠管理をしない代わりに、アウトプットをしっかり出していただける、プロとして自走していただけるという方にお願いしたいと考えています。

ーありがとうございます。では、今後の展望をお聞かせください。

株式会社ココロザシは現在3期目の会社ですが、創業5か年計画というものがあります。
5年目までは既存のSI事業を中心に計画に沿って走っていく計画です。人、モノ、カネ、情報という経営リソースをある程度定量化した目標がありますので、そこに向かって順調に進めている状況ですね。

そして6期目以降は自社開発や新規事業などにしっかり投資をし、勝負できる状態を目指しています。具体的には、WEBモダンな領域に強い、志のある仲間が100人いる状態で、新事業を興しにいきたいですね。

ー最後に読者へ向けたメッセージがあればお願いします。

エンジニア業界はとくに、フリーランスという選択肢も含めて、働き方の理想を強くもっている方が多いように感じます。専門性を活かして新たな環境でのチャレンジをするなど、副業をもつことに関心がある方も多いかもしれません。

ただ副業をするとなると、マーケットにおける自分の市場価値を正しく認識する必要がありますし、リソースが分散されることの影響も考えなければなりませんよね。そういった部分もふまえて、副業でも活躍できる方は、まず本業で活躍されている方だなという印象を受けます。

そして副業という形であっても、ご自身のなりたい姿を実現できていないという思いがある方、志のある方には、何かしら弊社が実現のフォローをできるのではないかと考えています。

ー本日は、お忙しい中ありがとうございました。

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